大阪工業大学
魔法少女の変身シーン
土持実菜 / 空間デザイン学科 ヴィジュアルデザイン研究室
魔法少女とは一般的な定義として、未成年で魔法が使える可愛い女の子を指す。当初の魔法少女アニメは女子供向けとして作られていたにもかかわらず、約50年間で起きたアイドルブームや萌えブームなどの社会現象によって、ストーリー・キャラクター設定・アニメの対象年齢などが年々変化した。また、魔法少女は当初1960年から現代までの間、ほとんどのアニメに変身シーンが使用されている。そのため、年代ごとの魔法少女の変身シーンに着目することでわかりやすく傾向変化が見えてくるのではないかと考え、 魔法少女がもっとも大きく変化している3つの年代に分けて、これらの変身方法・キャラクターの雰囲気・決めゼリフなどに変化をつけた『魔法少女の変身シーン』を私なりにアニメーションで表現した。また、これらの年代をふまえた上で今後の魔法少女がどのようになりうるかも考察し、 これも加えて『魔法少女の変身シーン』のアニメーションで表現した。