大阪工業大学
飼い猫の爪とぎ行動とプロダクト
奥田ちえ / 空間デザイン学科 プロダクトデザイン研究室
人間と猫が楽しく暮らす空間を目指し、猫の爪あとを軽減させる仕組みをデザインした。近年のペットブームにより猫の飼育数も増え、その7割が室内飼いという現状に着目し、多くの飼い主が抱える窓辺付近への爪あと問題を解決しようと考えた。窓辺は猫にとってもお気に入りの場所で、それ故に爪あとも多く残る場所の一つ。そこに遊び&爪とぎ要素を含むプロダクトを窓辺に組み込むことで、爪の手入れを行い他への被害を軽減しつつ、さらに猫が窓辺全体をより動き回ることができる。それにより室内飼いで不足しがちな上下運動と爪の手入れが同時にできるようになり、猫にとっても飼い主にとっても快適な提案となる。