大阪工業大学
凛人 -兵庫県播磨やしろ産の日本茶をブランディング-
大西裕貴 / 空間デザイン学科 ヴィジュアルデザイン研究室
近年、日本人の食文化は欧米化によって、日本茶を飲むという習慣が失われつつある。そこで、私は日本茶の消費量の増加を目指した提案を行う。
茶葉は、私の地元の兵庫県加東市のものを使用する。この地域の日本茶は美味しいにも関わらず、有名ではない。そこで、日本茶それぞれに加東市の土地の名前を用いることで、お茶を通して地域の地名度をあげることを目的とした店舗「凛人」 を考案した。
ブランドコンセプトは、「喫茶をもっと身近なものにしたい」。忙しい現代社会だからこそ、日々の暮らしの中に元気の源となる上質なお茶の時間があってほしいと考えた。ターゲットを20〜30代の若者にし、お茶の消費者の年齢層を広げ、消費者の増加につなげる。白を基調としたスタイリッシュなデザインにすることで、お茶に興味のない若者にも手に取りたくなるパッケージを考案した。
「凛人」のポスターやパッケージなどは古き良き文化を生かし、地域の良さを伝えたい。