大阪工業大学
まかない生活 -商店街に住む形-
山本祐輔 / 空間デザイン学科 建築デザイン研究室
商店街を敷地に、店舗付き集合住宅(シェアハウス)の提案である。現代では、人通りがある商店街でもさびれていってしまう。そんな商店街に、商業ではなく、あえて住空間を改善することによって、にぎわいのある商店街目指して設計した。現状、一階が店舗、二階が店舗を営んでいる住戸となっている。住戸は採光、通風がとりにくい悪条件の住戸である。そこで私が提案するのがまかない生活である。まかないは、料理人があまった材料で作るという意味。この商店街では 肉屋さんや八百屋さんなどの食材屋さんのあまりで定食屋のシェフが料理し、食事をするなど。一般的な商業施設とは異なり、商店街だから出来る提案である。最後に、多くのウッドデッキなどの外部空間をつくることによって、人の生活、 流れが見える活気のある商店街の住空間を提案することで、住む人を外に促し、それが商店街のにぎわい、活気のある商店街のPRにつながる。