大阪工業大学
「つながる」事に着目したセット文具の提案 -unity-
長岡 歩/ 空間デザイン学科 プロダクトデザイン研究室
私は以前から、継手や仕口などの連結機構に興味をもっており、私の大好きな「文具」に「つながる」という要素でその連結機構を取り入ようと考えました。セット文具という物があり、それは複数のコンパクトな文具がケースに入っていたり、袋に梱包されていたりして、すべての文具を抜き取ってしまうと、抜け殻のような物が残ってしまいます。そうではなく、すべての文具がつながる事で、使うときや着脱が楽しく、使っていないとき美しく、ペンケースや筆箱のいらない文具群を提案しようと考えました。そして完成したのがunityです。このunityは筆記具群と文具群に分かれることができ、必要に応じて片方ずつ持ち運ぶこともできます。今回unityを構成する文具は、ヒアリング調査の結果ボールペン、メモスタンド、ペーパーケース、テープカッター、メジャー、ハサミ、定規、miniパンチ、ステープラーの芯ケース、USBメモリで構成されています。