大阪工業大学
現代の机周りを快適にする文鎮の提案 -へもさん-
吉野美穂 / 空間デザイン学科 プロダクトデザイン研究室
私は、現代の机周りを快適にする文鎮の提案をした。なぜ、文鎮なのか。それは、大昔から変わらない文鎮を現代のささやかな問題を解決するものにしてみると、昔の文鎮とは違うまったく新しい文鎮になると思い着目した。その新しい文鎮というのが、このへもさんだ。へもさんとは、私が考えたキャラクターである。このへもさん、机に小さく収まり作業を手助けしてくれる相棒のような文鎮ということで生まれたものである。名前の由来は変な生き物の略称である。このへもさんたちは、「人工の風の増加」「オフィスという概念の多様化」「デジタル機器の増加」という現代のささやかな問題を解決してくれる。へもさんには無垢の木を使っているため、紙をこすっても傷がつくという心配はない。木の中には鉛を入れ込んでいるので紙を抑える重さはある。このようなささやかな問題を解決してくれるへもさんを、仕事や勉強のお供にいかがでしょうか。