拓殖大学
モーションキャプチャーを利用した手話学習ソフトの制作
須藤真太郎 / 工学部デザイン学科 メディア情報デザイン研究室
本作品の目的は新たに手話を始めたい人が、学ぶ上で悩んでいる項目の解決手段として、新たな手話学習ソフトを制作することである。今までの手話学習ソフトにはなかった、新しい機能を搭載した手話学習ソフトを制作した。調査を行い、分析の結果、お手本との比較、日常会話の練習、手話の逆検索の3つが初心者の方から多く挙がった。この結果の解決するため、モーションカメラを使用することによって同時表示、読み取り、対話の3つの機能を搭載した学習ソフトを制作した。同時表示では、お手本と学習者の手話を比較することができ、視点変更によって自分目線の手話の形も確認することができる機能、読み取りでは、モーションキャプチャーを利用し学習者の手話を解読して、手話の逆検索を行うことができる機能、対話では、学習者が行った手話に対してソフト内のキャラクターが手話で応答してくれる機能である。この3つによって従来のソフトより、便利に学習できる学習ソフトウェアになった。