拓殖大学
タロットカードを応用したカードゲーム「4 ELEMENTS TAROT」
増田沙綾 / 工学部デザイン学科 視覚デザイン研究室
タロットカードは15世紀にゲーム用のカードとして生まれ、19世紀以降に占い用として世界的に広まった。日本ではあまり普及しているとは言えないが、これまでタロットカードに興味のなかった人(とくに10~20代)に関心を持たせるため、再度ゲームの要素を付加することがよいと考えた。なぜならトランプやTCG(トレーディングカードゲーム)、スマホアプリのカード収集ゲームなど、様々な場面でカードゲームには根強い人気があるためだ。よって本研究ではタロットカードへ関心を持ってもらうことと、その普及を目指し、新しいゲームが行えるカードゲームを制作した。
最大の特徴として、22枚のカードを黒・赤・青・緑の4つの属性に分け、カード左上にその属性を表すマークを配置した。この属性の相性とカードに書かれた数字を用いて勝敗を決めるゲームであり、2~5人で対戦することができる。カードサイズは57mm×100mm×5R である。この制作によって、タロットカードを手にしてもらう一つのきっかけになった。