拓殖大学
インターネットショッピングにおけるカスタマイズ販売手法の提案
~レーザー加工機によるパーソナライゼーションを事例として~
王 偉忠 / 工学部デザイン学科 システム計画研究室
21世紀に入ってから、欲しいモノが少なくなり、人々が心の充足を求めるようになった。MAKERSやFablabの台頭により、3Dプリンターをはじめ、レーザー加工機、UVプリンターなどが個人のものづくり領域に浸透してきた。そのような中、インターネットにおけるカスタマイズ販売手法を提案した。
インターネットという顔が見えない、販売方法においては、リアル店舗とは異なる注文のプロセス対応手法と考えた。
選択注文を提案し、顧客が選択に迷わないように、選択肢を3つから5つにし、人気順や価格差など選択のアドバイスを与えることを考えた。また、リアル店舗ができない、リアルタイムで作ってもらうモノのプレビューを表示することで、顧客に安心感を与える。更に、他人がデザインしたモノのプレビューをマイページに表示し、比べることができ、プレビューを友達に送り、相談できる仕組みで顧客の満足度を上げる。
顧客の選択迷いを減少させ、満足して、注文に至る可能性が高まるものと期待している。