東京造形大学
another skin
中村 美月 / デザイン学科テキスタイルデザイン専攻領域
人は古来から布を纏って生きてきた。
動物たちが多様な環境に合わせ、毛皮、角を体に備え、進化してきたように、私たち人間は進化の過程で布を作り、服を作る術を身につけた。
いわば人が纏う布は、皮膚の延長である。
では皮膚と服との境界はどこなのだろうか。また、布と服との境界はどこからなのだろう。
布・服・体、この三者は異なる次元でありながら深いつながりがある。これらを綴り合わせた ”another skin” もう一つの皮膚。