東京造形大学
断面によって作られる形の研究
石原 優至 / デザイン学科インダストリアルデザイン専攻領域
立体を構成する要素として点、線、面がありその断面が存在する。しかし日常生活の中で点、線、面、断面を認識している機会は少なく、形の構成要素を認識していない。本研究では、点、線、面、を用いて、断面と断面曲線の関係を研究対象とする。また、弾性のある線材を断面に接続することで曲線が決定され、曲線が連続することで面が形成される。断面に幾何図形ー正円・正方形・正三角形を用いて、3種の図形を比較することで図形から生まれる形を操作し、道具に転用することを目的とした。