ZOKEI展〈2013年度東京造形大学卒業研究・卒業制作展、大学院修士論文・修士制作展〉は、2014年1月25日（土）・26日（日）の2日間、東京都八王子市の大学キャンパスで開催されました。東京造形大学 造形学部デザイン学科・美術学科、大学院造形研究科修士課程デザイン研究領域・美術研究領域の学生たちの制作研究活動の集大成として、462点の作品が教室、アトリエ、美術館などキャンパス内の各所で展示されました。ZOKEI展は作品展示のみならず、当日に担当教員から最終評価される場でもあり、学生たちの真剣な雰囲気が伝わってきました。今回、展示されていた数多くの作品の中から、優秀作品にノミネートされた一部の作品29点をご紹介いたします。

東京造形大学は1966年に創立された、日本で初めて「造形」の名称を冠した大学です。「造形」という言葉にはデザインと美術を「造形」という広い観点から総合的に捉える意思と、制作や表現を広く社会の営みと関連付けて教育研究を実践する思想が託されています。社会の多元的要請に応えるために「進取の気概」を身に付けた有為な人材の輩出を目標に研鑽を重ねています。