大阪工業大学
季節のしらせを共有する
コミュニケーションツールの提案
宮崎友紀 / 空間デザイン学科 プロダクトデザイン研究室
近年、EメールやSNSといった便利で手軽なコミュニケーションが増加する一方、手書きや手作りといった送り手本人の手作業の跡が感じられるコミュニケーションが減少しているのではないかと感じています。
結は、季節の移り変わりをあらわす二十四節気に合わせて、大切な人に少し手間をかけたものを送る・受け取るコミュニケーションのカタチです。内容は落雁、文香、モビール、紙漉き、型紙、立体カードの6種類となっており、季節に合わせたデザインで1年を通して24回送り手と受け手が互いに飽きずに楽しむことができます。相手が手作業を加えたものや、お互いが作りあったものを送る・受け取ることで気持ちが伝わり喜びが増すでしょう。