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擬態語のプロダクト化を図る研究

芝田勝博 / 空間デザイン学科 プロダクトデザイン研究室

若年層を中心に言語的衰退が強く表れており、現状として「やばい」「かわいい」などといった単調な表現の乱用が目立っている。日本語には美しい言葉が豊富にあるにも関わらず、それらは活用されていない。原因は、使用する場面/方法を理解していない点と、言葉を知らない点が挙げられる。打開策として言葉を、意味と形状に関係性のあるプロダクト(今回は擬態語を膳の一式/器)に擬態させる。このプロダクトに言葉の意味を記した小冊子を添え、「言の端(ことばのはな)」シリーズを展開する。多様な器を使用する日本ならではの膳の形式を媒体として、日常的に触れることから日本語の美しい言葉を知り、表現の幅が広がることに期待したい。

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