大阪工業大学
【貼り巡る紙】
─ 空間を変える視覚的表現 ─
大谷沙織 / 空間デザイン学科 ヴィジュアルデザイン研究室
インスタレーションによる視覚的変化についての研究である。1号館4階の大学院講義室1の空間全体をある素材で覆いつくし、空間全体を変えることを目的とした、インスタレーションを実際に行った。ある素材とはシュレッダーによって細かく寸断された紙である。その紙は、空間デザイン学科のCAD室で出たミスプリントや事務室で不要となった資料のみを使用している。また、空間全体を作品とし、たくさんの鑑賞者に『体験・体感』して頂くことができた。インスタレーションは、展覧会後に形として残らない作品なので、追体験が出来るメディアとして、ムービーとアルバムを制作した。