金沢美術工芸大学
F-Low -自動運転におけるパーソナルリラクゼーションモビリティ-
小西雄飛 / 製品デザイン
今後、自動運転が普及する中でクルマとヒトの関係性・自動運転にしかできない車内空間・クルマの形があるのではないかと考えた。また現在、人一人が移動するためのエネルギー効率に着目したパーソナルモビリティの研究が広がっている。そのような背景から私はパーソナル空間におけるモビリティとしてのあり方に興味を持ち、本修了制作での研究テーマとした。
今回提案するF-Lowでは自動運転おいてパーソナル空間における快適な空間とはどういったものかということに着目し一人乗りという最小限の空間に快適性を考慮したパッケージとなっている。また提案全体としてはこのモビリティを所有するという考えではなくアクセスすることで移動と癒し空間を提供するというものである。
このF-Lowというクルマ全体のシステムを提案をすることで将来、忙しい生活の中で移動と癒しを提供しクルマとヒトの新しい関係性を示すことができると考える。