金沢美術工芸大学
kabecoro
大漉隼人 / 美術工芸学部 デザイン科 視覚デザイン専攻
幼い頃から、壁というスペースがとても気になっていました。
室内ならどこにでもあり、白くてとても広い。そんなスペースは遊び場に最適だと思っていました。
僕はその気持ちをキッカケに、壁で遊ぶ事ができる玩具を制作しました。
この作品は“壁でビー玉転がし遊びができる玩具”です。パッケージの中にパーツが入っていて、そのパーツが壁に貼付く仕組みになっています。
プレイヤーはパーツを壁に配置し、コースをつくります。その後、ビー玉を上から落としてゴールまで転がし、失敗したら配置しなおしたり新しいパーツを使ったり、試行錯誤しながら遊びます。
遊び方はとてもシンプルなので、大人から子どもまで幅広い層に楽しんでもらえたら良いな、と思っています。