金沢美術工芸大学
KUROKO
鈴木春香 / 美術工芸学部デザイン科視覚デザイン専攻
この作品は、生活を支える人を「黒子」として表現した映像作品です。 あなたは普段生活する上で、どのくらいの人と関わっているか想像したことがありますか。例えば私達が食べているお米は、農家から始まり、農協、運搬業者、店舗など、他にも多くの人々の手を経て私達のもとに届きます。このように、ただ「お米を食べる」だけで多くの人と関わることができます。当たり前の生活を送るということは実はすごいことなのです。
「誰でも、誰かに支えられていると同時に、誰かを支える存在である。」
これも、当たり前のことなのですが、普段意識しない、忘れてしまいがちなことだと思います。だからこそ私は、そのような人々に感謝をしたいし、また私自身も誰かを常に支える存在でありたいと思うのです。
そんな思いを作中ではコミカルに表現しています。楽しんでご覧ください。