武蔵野美術大学
メタモルフォーゼ
柴田 遥華 / 視覚伝達デザイン学科
メタモルフォーゼとは、変容、変形、進化という意味です。M.C.エッシャーがつくりだした周期的図形、モーフィングなどの技法と、そこにオリジナリティをもたせた見せ方の工夫、自分なりのメッセージを加えた3要素を骨格として、3つの作品を制作しました。
「working」
人の形で周期的図形を制作。現代社会の目まぐるしい人の波と窒息しそうな情報量。つくりあげているのは、かけがえのない個の生活。
「姿」
光の投影によるモーフィング。平和とは、女性がなんの不安も無く当たり前のように子供を生み育てることができること。
「光-影」
鏡を正面から覗くと新たな絵が現れる仕組み。人が憂悶するときこそ、変化できる光の時間。