武蔵野美術大学
centum(et)unus
再構成、火の発言(Ferdi-nand)、
The Girl
paranoidomnibus(Ludwig)
Jung Dawoon / 油絵学科 版画専攻
経験や欲望が一つ一つ切れになり、その破片は無秩序に、そして自由に並べられます。
その無秩序に並べられた物語は時々僕を感動させたり、緊張感に追い込ませます。
僕にとって絵画や文学、詩は現実と理想の真ん中(間)であります。
一つの無意識の言語である夢の要素を絵画に近づけるため僕の作品(表現)に取り入れました。
そして、現代と理想の世界の間で行き交いながら絵を描く行為(そのなか僕にとって銅版画はもっとも詩に近い)で夢(経験、記憶、欲望)を再構成し、直接に夢のなかに入り、時には美を追いかけ、時には森の奥の静かで美しい暗闇への嫉妬する感情を告白または記録しました。
その意味で室外の壁の展示は美を追いかけるための一つの扉として役割をしています。