金沢美術工芸大学
ゲームの仕組みを応用した掃除を楽しむためのUI
細川 扶美 / 美術工芸学部 デザイン科 製品デザイン専攻
私は今までの退屈で面倒な掃除のやり方を変える掃除機の仕組みを提案します。現在「人を夢中にさせ継続利用を促す仕組み」や「分かりやすく快適なUI」といったゲーム制作でのノウハウをビジネスをはじめ様々な分野に活かす取り組みが注目されています。私はその仕組みを家電へ活かせないかと考えました。特徴はスマートフォンで掃除機を遠隔操作して掃除機のカメラで部屋の中を見ながら探検するように掃除ができることです。掃除の頻度や到達度をキャラクターやアイテムなどのグラフィック、スコアで可視化しカメラの映像上にマーカレスARで合成されます。またARを使うことでプレイヤーだけでなく部屋にいる人も体験を共有することができます。そうすることで掃除を楽しめ、掃除へのモチベーションを上げることができます。使用シーンとして、短期間の空き時間に使うことを想定しています。