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“おいしさ” における形態と味覚イメージの評価構造に関する研究

岩田詩生 / システムデザイン学部 インダストリアルアートコース 修士課程

食品そのものの形状として「丸みを帯びたなめらかな形状」を知覚したとき、甘味の強い食品の形状として連想しやすく、その結果甘味の味覚イメージを引き起こし、さらに「おいしそう」という魅力を高めることが示せた。また、同形状に、甘味と強い相関関係にあった「複雑な、装飾的な」特徴を加えた食器を用いて、甘味を特徴とする食品を乗せたとき、何も乗せなかった時に比べて、「おいしそう」という印象を強めることが検証できた。
以上の結果から、ミルクティーのような甘い飲み物をイメージしたティーカップとソーサーのデザインを提案した。

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