首都大学東京
Sot
日本らしさを生かした表現についての研究
内藤有紀 / システムデザイン学部 インダストリアルアートコース
Sotは、より適した気遣いや気負わないコミュニケーションを支援する、さりげない存在のコミュニケーションサポートツールです。音声認識と感情認識を利用して、会話から言葉と感情を読み取り、場全体の空気とその変化を色で表現します。また音声から得た情報に合った話題をディスプレイに流し、会話を支援します。
異文化や他言語の人、初対面の人、年の差のある人との交流時などにそっと役立ったり、あらかじめ決まったコミュニティなどでは適した内容を設定しておいたり自分の作りたい場を設定したりでき、親しい場でも場をもっと盛り上げたりすることができます。気負わないコミュニケーションをする中で、だんだん人に対して消極的だった人がもっと楽しんで交流できるようになったらいいなと思います。