首都大学東京
1人暮らしのための家、4人暮らしのための家
西村洋恵 / システムデザイン学部 インダストリアルアートコース
都市は単身者向け賃貸が増えている。
「家」のあり方も、一人暮らしの「生活」も多様化してきている。
そんな様々な一人暮らしが集まった住宅で、「新しい街で、新しい家族ができる。」というコンセプトをもった集合住宅をつくりました。共有コミュニティスペースを持たずに互いの生活をなんとなく意識しあいながら、ふと、交流がうまれる集合住宅を試みた作品です。
1人ひとりの生活から家の形をつくり、その生活が家の外にはみ出ることで壁のむこう側にも自分の空間が広がります。
生活は家の中から外へはみ出てお隣さんの生活と交差し生活が混ざり合って交流がうまれる。
私の空間とあなたの空間の交差点で起きる4人の物語を、どうぞごらんください。