首都大学東京
非接触給電を利用した玩具の提案
東藤絵美 / システムデザイン学部 インダストリアルアートコース
日本ではシルバニアファミリーのテレビコマーシャルのように、遊び手が人形を動かさなくてもドールハウスの中の人形が楽しそうに動いているCMが見られる。しかし、市販されているドールハウスの人形は、遊び手が人形を動かす必要があり、ドールハウスに人形を置いただけでは動かない。本研究ではテレビコマーシャルのように、ドールハウスに人形を置くと、遊び手が人形を動かさなくても人形自身が動くということを実現することを目標とし、人形設計の条件として、(1)人形の外観を損ねない (2)電池を使用しない (3)スイッチでON・OFF 操作をしない を掲げた。以上の条件を満たす技術として、非接触給電技術を用いてプロトタイプ制作を行った。