大阪工業大学
舟屋のある生活
竹爪 崇馬 / 空間デザイン学科 建築デザイン研究室I
敷地は隠岐島。この島では今、移住者を迎え入れるなど様々な事業などを拡大している。その一環として都会からの移住者と島の住人が共に作り上げていく、舟屋のある新しい集落の提案をする。
入江で波の起こりにくい静かな敷地を選び、海と密接な生活を送る。一世帯の生活を舟屋、母屋、蔵の3つで構成し、主な生活拠点を「母屋」で過ごす。漁に出る際には「舟屋」から直接海に出られ、作業道具や大きな荷物は「蔵」にしまって置く。
また、夏場には舟屋の二階部分を旅行客にペンションとして貸出し、漁師の生活を体験してもらう。旅行客は釣りや素潜りなど普段都会ではできない体験をし、休暇を過ごすことができる。