大阪工業大学
まほろば -変化する私たちの居場所-
栗本 美咲 / 空間デザイン学科 建築デザイン研究室I
緑豊かで広々とした公園であるにも関わらず人々が寄り付かない寂しい場所となってしまっている千里北公園。この公園の豊かな自然環境を残しながら、人々が集う生き生きとした生活の場として甦らせるにはどうしたら良いのか?ハコモノ建築を建てることでこの公園を潰したくはない。
季節や時間、気候など様々な状況に応じて、時には人々が集う劇場のような空間に、時には屋外ギャラリーのような空間に、そして時には一人ぼんやりと空を眺める木陰のような空間に。
壁が開いたり閉じたりその姿を変えながら人々に寄り添い、様々な場を提供する。そんな建築を造りたいと考える。