大阪工業大学
着替える住処 -千林に住まう20人の学生の家-
尾崎 麻理子 / 空間デザイン学科 建築デザイン研究室I
豊かな学生生活とはどのような暮らしかたなのだろう。
3つの空間を提案する。
[外のCommon空間]通り道にあり、学生だけでなく街の人も利用できるアトリエギャラリーとダイニングキッチン。
[内のCommon空間]学生が1人、あるいは複数人でさまざまな目的に応じて使う空間。
[Private空間]自分で作る、快適で小さな居場所。
この3つの空間が時に重なり合い、時に分離する。
従来のシェアハウスで内のCommon空間というものは、変わらないメンバーが集う場である。この家の仕組みとしてPrivate空間から内のCommon空間にアクセスする足場を自分で作る。好きな内のCommon空間を選択することができ、住人によって組み替わっていく“着替える住処”となる。