大阪工業大学
Science College Town -理系学生のための学衣食住-
須田 彩子 / 空間デザイン学科 建築デザイン研究室II
カレッジタウンとは、大学の敷地内にある学生のための街で、学生たちが勉学に励みながら衣食住を共にする所である。日本でのカレッジタウンという言葉は学生寮と言えばわかりやすいだろう。主にアパートのような外観が多く、外部と内部の関わりが少ないのが現状だ。
今回私が提案するのは大学の垣根を越えた理系の学生が団地に集まり、「専門的な学び」と「衣食住」を掛け合わせた「学衣食住」をテーマとしたカレッジタウンで共同生活を送るというスタイルである。様々な学生同士が活発に交流し、これからの日本に必要な技術力、独創的なアイディアを生み出すための空間を提供し互いの知識の共有、開発をしてほしいと考えて設計した。
充実した学生生活の上に様々な価値観を持つ他大学の学生たちが日常レベルで交流できれば互いが切磋琢磨し、素晴らしい結果に繋がっていくのではないだろうか。