大阪工業大学
日本食文化の継承
中田 望美 / 空間デザイン学科 建築デザイン研究室II
日本人の食事は劇的に変化した。
私たち日本人は古来より、米・魚・野菜を中心とした日本食を口にしてきた。それがここ数十年、私達の食文化は異常なスピードで多様化している。
外に行けば、ファーストフードにフレンチ料理まで、食べたい時にお金を払えば、何でも手に入る時代になった。それに加え、家庭でも日本食離れやレトルト食品が進んでいる。
今こそ「食」の見直しが必要であると考えた。
そこで、稲作を守り続けている棚田を敷地に、「日本食」の素晴らしさと「食」の重要性、また、「文化」の大切さを日本食の代表である割烹を通じて体感できる場を提案する。