東北工業大学
語りと記憶のプロジェクト ―3.11のワークショップにおける広報媒体デザイン―
矢作佳織 / ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 エクスペリエンスデザインコース
2011年3月11日に発生した東日本大震災を機に今日まで多数の復興プロジェクトが進められている。その中のひとつである、地域復興のための共同プロジェクト「語りと記憶のプロジェクト」を通して、イベントの参加を促すフライヤー及びポスターの制作、イベントの様子を伝えるWebサイトの制作、電子書籍の制作を通して人々の想いや感情を利用しやすい媒体で視覚化することを目的とした。
語りと記憶のプロジェクトとは
3.11東日本大震災で心に傷を負った人々に個々のエピソードを自由に語る場を提供する。そこで生まれた人々の想い、感情、語りをアーカイブするプロジェクトである。
フライヤーとポスター
高いアイキャッチ性を追求することと、イベントのテーマや内容を伝えることを両立させた。
Webサイト
プロジェクトの紹介、イベントの宣伝、報告を目的とした。閲覧者にプロジェクトの活動が伝わるようにプロジェクトの紹介とイベントの宣伝をTopページにまとめた。
電子書籍
語りのきっかけのためのカードと、語りを文章化したものを掲載した。カードはイベントごとに章立てし、内容が近いカードごとに分類した。
参考:「語りと記憶のプロジェクト」Webページ(http://horie.design.tohtech.ac.jp/311memory/index.html)