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津波に対する避難誘導サインシステム ―平野部を事例にして―

永山雅大 / ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 プロダクトデザインコース

宮城県名取市閖上は、東日本大震災で津波の被害を受けた地域の一つである。この平野部が続く沿岸地域に人が集まり、この地域を復興させるには、津波などの災害発生時に生命と財産を守るための避難誘導サインシステムを作り上げる事が必須条件となっている。本研修では、これまでの避難誘導の考え方を見直し、このシステムに従うことが必然であると誰しもが認知可能な避難誘導サインシステムを提案すると共に、生命と財産両方を守る事が出来る場所作りを目的としている。

提案は、新たに建設する宅地の全体計画と、そこに設置する避難誘導サインからなる。
・避難誘導サイン:道路の両脇、U字溝蓋に設置され、通常はセンサーで感知し夜間に白色点灯することで、足物を照らす明かりとなる。非常時には、昼夜問わず赤色発行、点滅し、飛行機の誘導灯のように、避難所までの道筋を照らし出す。また、この避難誘導サインは、輪中地区内の短距離移動圏内を想定して作られており、文字を使わない避難誘導サインとして提案している。
・輪中地区:名取閖上、広浦内陸の2ヶ所に設置する。避難所を後方に置き、海に対して穂先を向けるような形にする。津波から命を守ると共に、財産の流出を防ぐために地区自体を20mまで嵩上する。また、上記の避難誘導サインはこの輪中地区内の道路で有効的に活用されるよう作られている。

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