武蔵野美術大学
dear winter : from autumn
世古綾野 / 工芸工業デザイン学科 テキスタイル専攻
秋から採れる色を使って、来る冬の風景をストールのキャンバスへ思い描く。
冬の流星、冬霧の匂い、黄金の枯れ山、小さな竜のうろこ、雪の石畳。
日本の四季。自然のサイクル。全ては互いに繋がっている。
植物染料の魅力は、その時期にしか採取できないものがあるということ。
今回使ったのは主に葡萄の皮、栗の毬、背高泡立草の花である。
日本の季節の流れに乗って、その時間と一緒に制作をしたかった。