愛知淑徳大学
金山総合駅北地区プロジェクト floating amenity ─ 金山を、人が集まる街へ ─
伊藤 瑞花 / 現代社会学部 都市環境デザインコース
毎日約38万人が利用する金山総合駅。小学校5年生だった私は、授業の一貫として金山総合駅北地区の開発について考えました。それから10年、金山総合駅北地区上空に、新たな""空中の賑わい""を提案。現存するアスナル金山では、ショップ数、デザイン、店舗内容など、様々な面から人々は時間を持て余してしまうという点に注目しました。金山へ訪れた人々がくつろげる場所、心安らげる場所があればいいのに。そこで、洗練された空間と、緑豊かで温かな場所を考案しました。アプローチエリア、カフェ•ショップエリア、ガーデンエリア、展望エリアという4つのエリアから構成。ひとつひとつ表情の違う空間。また、ゆっくりおしゃべりのできる場所を多く設けたいと考え、あらゆるところにベンチの設置。 ショップを見終わっても、そこでゆっくりと過ごせるように設計しました。金山総合駅を待ち合わせに利用する人々も多いため、カフェに入らずとも落ち着いて待っていられる場所の提供にも繋がります。金山と言えば""ここ""。そんな存在を目指します。
乗り換えや待ち合わせだけで、ただただ人々が通りすぎるだけの通過点から、金山を目的地として訪れてもらえるような人々の賑わいの場に、という思いを込めて。floating amenity ー金山を、人が集まる街へー