愛知淑徳大学

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岐阜市文化ホール

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岐阜市文化ホール

山本 紗佑里 / メディアプロデュース学部 都市環境デザインコース

岐阜市は大都市近郊の中核市であるにもかかわらず現在駅前には百貨店が一つも無く、柳ヶ瀬商店街はシャッター街になっている。近年の相次ぐ大型ショッピングモールの開業や名古屋の大型商業施設との競合により百貨店4店舗が撤退。中心市街地の空洞化が問題となっている。柳ヶ瀬商店街や駅前の広場を中心にイベントを行うなど、岐阜を盛り上げようという取り組みはあるが、それでも、岐阜に住む人はどんどん岐阜から離れていっていると感じている。岐阜市の魅力はなにか?岐阜市民が岐阜で活動し地域を盛り上げるには岐阜がどうあればよいのか?イベントを開催してそれに人が集まるのではなく、今ある岐阜の良さに気づいてもらい、情報発信の場になり、そこに人が集まる建築が必要なのではないかと考えた。そこで、ランドマークとなるような劇場ホールをもった複合施設と、若者と街とをつなげる音楽スタジオを設計する。対象敷地は、岐阜駅から柳ヶ瀬商店街を結ぶ玉宮通りを10分ほど北に歩いたところにある、岐阜市文化センターという複合施設がある公園と、玉宮通りの空きビルが並ぶ敷地である。この場所に設計する事で、玉宮通りを延長するように柳ヶ瀬商店街への道筋を作ることで人を誘導できるのでは、そして、岐阜駅から歩ける距離にコンサートや講演会のできるホールがあれば岐阜市でコンサートや講演会が開かれる機会が増えるのではないかと期待する。商業地域と商業地域をつなぐことで地域の活性化につながり、ホール利用者にとっても、便利なホールになるだろう。この複合施設の目的は、施設自体に人を呼ぶ事ではなく、岐阜の魅力に気づいてもらう事である。

作品一覧

  • 伊藤 真由
  • 伊藤 瑞花
  • 井上 璃咲
  • 今井 経太
  • 大澤 栞
  • 梶田 美樹
  • 久保 宣憲
  • 鈴木 翔馬
  • 冨田 英里・山本 薫乃
  • 橋本 崇弘
  • 長谷部 美穂
  • 藤本 麗奈
  • 舩津 楓
  • 水嶋 也実
  • 水野 由衣