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古民家「清水家」実測調査 ~中山道赤坂宿へ~

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古民家「清水家」実測調査 ~中山道赤坂宿へ~

碓井 麻理 / メディアプロデュース学部 都市環境デザインコース

現在、岐阜県大垣市が赤坂町の観光地化を進めている。その一環として、大垣市により林廣伸建築事務所に大垣市有形文化財「清水家」の修復のための実測調査の依頼があり、私はその調査に参加した。その内容をもとに、「清水家」の実測模型を作り、清水家を中心とした、観光地としての赤坂町のありかたを提案した。対象敷地である「清水家」がある、岐阜県大垣市赤坂町は、かつて中山道の六十四番目の宿場町として栄えた。1861年の皇女和宮ご降嫁の際、和宮一行はこの地で宿泊した。その折、赤坂宿は一部中山道沿いの平屋の民家を中山道側だけ2階建てに見えるように改修工事した。軸組模型を制作した結果、調査対象敷地である『清水家』も、お嫁入り普請が行われたことがわかった。調査の結果と、軸組模型の制作から、清水家と、清水家の正面にある旧ガソリンスタンドの敷地に提案をした。まず、破損した清水家を修復し、さらに不足しているトイレや、倉庫、キッチンなどが内蔵された施設を付属する。平日は地域のカルチャールームや集会所として利用し、土日祝日は観光の拠点となる休息所として利用する。土日営業とすることで、地域住民の負担を軽減する。ガソリンスタンド跡地には、高齢者労働支援施設を兼ねた、道の駅の設置を提案する。定年退職後も働きたいという住民による赤坂町の名物品の専門店である。道の駅の設置で、地域住民の生活の便利化と生活の活性化の両立を狙う。

作品一覧

  • 伊藤 真由
  • 伊藤 瑞花
  • 井上 璃咲
  • 今井 経太
  • 大澤 栞
  • 梶田 美樹
  • 久保 宣憲
  • 鈴木 翔馬
  • 冨田 英里・山本 薫乃
  • 橋本 崇弘
  • 長谷部 美穂
  • 藤本 麗奈
  • 舩津 楓
  • 水嶋 也実
  • 水野 由衣