東北工業大学
ストリートダンスの複数のジャンルを体験するワークショップのデザイン -東北工業大学ダンスサークルを対象にして
千葉 陽 / ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 エクスペリエンスデザインコース
東北工業大学ダンスサークルでは、”指導者がいない”という問題を抱えている。そのため、新入部員にダンスを教える場がなく、コミュニケーションが取れないまま退部していくケースがある。この問題の解決策として、ダンスのワークショップのデザインをするのが本研修の目的である。対象とするダンスを3つのジャンル (ポッピングダンス、ロックダンス、ハウスダンス) に分け、それぞれについて、ワークショップのプログラム、リーフレット、インストラクター向けのレクチャービデオを作製した。
[ワークショップのプログラム]
1)時間の設定(60~90分間) 2)教える技の設定 3)設定時間に収まるよう時間配分 4)インストラクター自身の考える技の要点・コツのまとめ
[リーフレット]
ワークショップを行う際の、インストラクターの準備や動きを明確にする。
[インストラクター向けのレクチャービデオ]
ワークショップ中に教える技の要点やコツの参考。レクチャービデオは3ジャンルあり、それぞれ15~20分間。各ジャンルのビデオは3つのパート「概要」、「技」、「まとめ」から構成される。「概要」はジャンルの説明をし、「技」はジャンルごとの技(4~5つ)のレクチャーをし、「まとめ」はレクチャーした技を振り付けとして、組み合わせて踊る、という内容である。全てのパートは、1)説明やコツ 2)音に合わせて技の実演 3)技の要点をまとめ の3つのシーンで構成される。