朝起きて、その日に身につける衣服を選ぶ事は、その一日をどう過ごすかを選ぶ事だと思う。それは誰にでもある日常の行為であり、毎日繰り返される。それは「続いて行く人生を小さく選んで行く事」だと思う。日々の衣服の選択は、人生という枠の中でそれほど大切な行為だと私たちは考える。私たちは服を選ぶ行為を通し、服について考える事や楽しむ事のきっかけを届けたい。男女の双方向的な視点を生かし、「衣服を選ぶことに真剣で主張のある店」を開業する。本研修では、そのための準備を兼ねた制作とし「スタイル提案を行う古着屋のプロデュース」をテーマに制作を行った。