東北工業大学
半磁土による飯茶碗の製作
中澤 綾子 / ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 ビジュアルデザインコース
現在製作されている飯茶碗には、さまざまな素材色、形がある。また、料理に合わせて使い分けたり、自分専用のものをずっと使い続けたりといった、人によって異なる飯茶碗のライフスタイルがある。飯茶碗は生活に一番身近な器であり、毎日使うものであればあるほど器にこだわりを持ち大切にしたいと思う。この作品は日常使いのための飯茶碗である。形は、女性が持ちやすいように一般の飯茶碗よりやや小さめになっている。また、持った時に指の位置が安定するように高台をやや高くし、口縁が少し開けた一般的な朝顔型にした。ドロップ飴をイメージした11種類の釉薬を使用し、多くの色の飯茶碗で食事を楽しめるように提案した。
[飯茶碗~どろっぷシリーズ~]
φ115×H65mm×55個
素材:半磁土
釉薬:マロン釉, 桜花釉, 白鳳マット釉, 黄瀬戸釉, 飴釉, 黒天目釉, 海鼠釉, 淡青結晶釉, 青緑流紋釉, ライムグリーン釉, 乳白釉