JDN トップページ > School@JDN > 卒展特集2011 > 東京造形大学 > 作品紹介
人は一人の世界に籠る術を誰もが身につけている。 一人の世界に引き込む道具も世に溢れている。 しかし、その中からその人らしさは生まれない。 その人らしさは人と人の関係の中に存在するものである。 今回私はこのテーマを空間で表現する事を試みた。 一人の籠った空間では周囲が見えにくく、身動きもしにくくなるが、 それを引き上げ、他者と交わる場になる事で初めて、 自身が形成されているという事を感じられる場になるのである。