大阪工業大学
吹きガラスを用いた新しい酒瓶デザインの提案
山田 健人 / 空間デザイン学科 環境デザイン研究室
酒蔵は季節により、味やラベルを変え日本酒を作っている。だが、ほとんどの人は日本酒のことを全く知らず、四季で味が変化している事すらも知らない。すなわち、通な人以外は、酒が呑めたら良いと考えており、本当の日本酒を知ろうともしない。そこで私は、そんな現状を打破したいと心から思い、瓶とラベルによりどの季節のお酒で、味がどのようなものかが一目でわかる酒瓶を作った。
制作のコンセプトは、「見た目で季節や味のイメージが出来る酒瓶」で、ガラス工房Glass room 秋鹿酒造有限会社様の御協力の下、満足のいく酒瓶を4種類考案した。
春夏秋冬をイメージした4種類の色瓶を吹きガラスで手作りし、フェイスとなるラベルは実際に作製されている方のご指導の下、四季を表すラベルを作製した。
是非、日本酒は年配の方が呑む酒と考えている人にこそ、この作品を目にし、本当の日本酒を味わって頂きたい。