卒展レポート

拓殖大学

工学部 デザイン学科/工学研究科 情報・デザイン工学専攻 第29回「卒業・修了展」

  • 非日常を演出するオブジェ~虚と実が交錯するイメージの生成
  • 非日常を演出するオブジェ~虚と実が交錯するイメージの生成
  • 非日常を演出するオブジェ~虚と実が交錯するイメージの生成
  • 非日常を演出するオブジェ~虚と実が交錯するイメージの生成

非日常を演出するオブジェ~虚と実が交錯するイメージの生成

田口 太地
工学部 デザイン学科 造形計画研究室

オブジェは「もの、物体、客体」の他に、「目的」という意味がある。また、量産された既製品を用い、最小限のアレンジを行うことによって意味の変換がなされたものを特に、レディメイドという。本制作では、日常を演出するためにキュビズム的な複数の視点が錯綜する造形を考え、裏と表、中と外などの物の構造を視覚化できるオブジェの制作を目的とした。

靴は日常的に外見に注目されるが、内側の形状、材質は想像することが難しい。そのため、モチーフに靴を選択した。無機質な樹脂に埋め込むことで、靴の外側、内側の3種類の素材感を対比した。レディメイドとして用いる靴は、布材質感と無用的な樹脂との対比で布の材質感がより強調することが分かった。そこで、作品の構成はウェーブ・レジン樹脂を用いたブロック状のオブジェを5層に重ねた。また、樹脂に着色し視点情報を少なくし、露出部分を強調させた。普段とは違う視点で日常から非日常を融合させるオブジェが提示できたと考える。

作品一覧