卒展レポート

拓殖大学

工学部 デザイン学科/工学研究科 情報・デザイン工学専攻 第29回「卒業・修了展」

  • ヘルプマーク補助を目的としたヘルパーマーク
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ヘルプマーク補助を目的としたヘルパーマーク

坂井 郁巳
工学部 デザイン学科 視覚デザイン研究室

ヘルプマークとは、身体的な支援を必要としている方が援助を得やすくするためのマークである。しかし、認知度に不安があり、周囲の人々に支援してもらえないと考えているためにヘルプマークを利用しない方がいることがわかった。そこで、ヘルパーマークと名付けたヘルプマークの補助を目的としたマークを制作し、普及させる方法を提案した。

制作したマークは言語を用いず、支援する意図を視覚的に理解できるデザインとした。考案した普及システムは「認知」「理解」「普及」の3段階で構成した。マークの普及方法として、デザインにヘルパーマークが施されたICカード入れやキーホルダーなどの啓発グッズを配布し、身につけてもらうことでヘルパーマークの認知及びヘルプマークの利用率向上を図る。また、新たな支援方法の提案としてアプリケーションを提案した。アプリ使用者がヘルプマークの位置を特定することでヘルプマーク所持者に歩み寄る支援をすることができる。

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