卒展レポート

拓殖大学

工学部 デザイン学科/工学研究科 情報・デザイン工学専攻 第29回「卒業・修了展」

  • 負の感情を用いたキャラクターデザイン
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負の感情を用いたキャラクターデザイン

古川 啓斗
工学部 デザイン学科 視覚デザイン研究室

負の感情はキャラクターをデザインするために必要である。しかし現在のキャラクターデザインに関する構築法の中で負の感情からアプローチする方法は少ない。そこで、負の感情に関係する言葉から視覚的要素を導き出し、デザインに到るまでのシステムを考えた。

本能からくる行動パターン・色・性格、この三つの要素から想起できるキーワードを書き出し、キャラクターのデザイン要素を考え出すフローチャートを制作した。フローチャートから書き出したキーワードをさらに組み合わせ、明確なデザイン要素を考え出す。悲しみを例にすると、悲しみを象徴するような色、悲しみを生み出しやすい性格などは何かを考える。今回色は青・灰、性格は繊細・デリケート、などといったキーワードを考え出した。さらに、青色から冷たいというキーワードを連想し、繊細やデリケートといったキーワードと組み合わせ、機械というデザイン要素を考え出した。以上のプロセスを通してキャラクターを制作した。

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