卒展レポート

拓殖大学

工学部 デザイン学科/工学研究科 情報・デザイン工学専攻 第29回「卒業・修了展」

  • ARCSモデルに基づいたプログラミング動機づけ授業の検証
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  • ARCSモデルに基づいたプログラミング動機づけ授業の検証

ARCSモデルに基づいたプログラミング動機づけ授業の検証

高澤 和
工学部 デザイン学科 メディア情報デザイン研究室

本研究では、子供たちがプログラミングに動機づけを与える要素を模索し、検証を行った。結果的には、プログラミング動機づけに必要な要素は「見て触って反応が分かるモノ」「理解しやすいUI」「好奇心を引き起こす説明」であることが明らかになった。

検証するにあたり、模索した要素を与えられる体験をデザインする必要があった。そこで使用する教材を、見て触って反応が分かり、理解しやすいUIであるSony社のMESHを選んだ。また、動機づけを与えたとしても体験の中で得た知識を確認できるモノが必要であったため、MESHで動く四輪駆動車を制作し、その仕組みを理解させることで動機づけを確実にした。要素が正しく動機づけを与えられているかはARCSモデルを参考にしたアンケートを作成し、その集計データで有効性を検証した。体験は小学校六年生28人に行い、そのアンケート結果から、3つの要素はプログラミング動機づけに必要であることが本研究では明らかになった。

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