卒展レポート

拓殖大学

拓殖大学 卒業・修了展 工学部デザイン学科/大学院工学研究科情報・デサイン工学専攻

  • 木と暮らす多世代コミュニティ空間の提案
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木と暮らす多世代コミュニティ空間の提案

シャミル
工学部デザイン学科シビックデザイン研究室

1974年に整備された館ヶ丘団地は八王子市の高尾山に近く、自然環境が豊かな団地である。団地の南側は集約事業区域として「多様な世代に対応した居住環境の整備とコミュニティ形成の推進」をテーマとした整備が予定されているが、具体的なコンセプトや施設のデザインはまだ決まっていない。木に囲まれた空間は、木のぬくもりに触れ、木の香りにより、リラックス効果や心身を豊かにする効果が得られる。また、高尾さんのスギやヒノキを使うことで地産地消にも役立つ。そこで、本研究では館ヶ丘団地の集約事業区域に木と暮らす多世代コミュニティ空間を提案した。交流ポイントや保育園、公園、図書館を設計対象とし、交流しやすい空間づくりを中心にレイアウトし、多くの木材を使うことで、木のぬくもりを感じられ、ガラスを取り入れたことでモダンな印象のデザインを目指した。公園ではベンチを階段状の円形に配置したアウトドアステージ、屋根の下に木製デッキとベンチを配置したアウトドア教室を配置し、多世代の交流空間を計画した。

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