東京工芸大学
forget
山口七実 / アニメーション学科アニメーションコース
教室で、少女にたくさんの花が手向けられます。少女は花を手向けられることに耐えられなくなります。自ら飛び降りたくなるほどの少女を助けてくれたのは、赤い服を着た女性でした。
少女はいなくなった彼女を求めて走り出します。その道は、彼女と見た明るい場所ではありませんでした。
ひとつ前へ成長するということは、今までの自分をひとつ失くしてしまうことなのではないか。
それはとてもつらいから、忘れてしまうのではないか。
そんな視点から描いた物語です。