東京工芸大学
MAGIA
酒井拓郎 / デザイン学科HPコース
凸面鏡で歪んだいつもとは違う常に変化していく風景を楽しんでもらうことで、人々が長く楽しんだり、面白く思ってもらうことを意図としました。
どんなモノでも時が経つにつれて、人は徐々にそのモノへの興味を徐々に失っていく。原因として、そのモノに対する“慣れ”悪い意味で興味を持たなくなったりする。
機能不足や素材の劣化はモノが存在する以上、しかたのないこと。しかし、そのものに対する“慣れ”は私が考える飽きない工夫をすることで長く楽しんだり、面白く思ってもらうことで興味を長続きさせることが出来るのではないかと考えました。
常に変化していくことで人々を魅了し、一度として同じ様を見せない自然はモノへ対する興味を長続きさせることに応用できるのでは?と考えました。
KEY WORDとしては“自らの意思とは反して常に変化していく様”です。
気づくといきなり現れ、すぐ消えてしまったりするみずたまりは私の考える“自らの意思とは反して常に変化していく様”にぴったりだと考え、みずたまりをモチーフとすることで私なりの飽きない工夫を具現化しました。