卒展レポート

拓殖大学

工学部 デザイン学科卒業研究および工学研究科 情報・デザイン工学専攻修士研究の事例紹介

  • 感染防止を支援するテーブルゲーム「くいとめよう!ナゾのウイルス」
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  • 感染防止を支援するテーブルゲーム「くいとめよう!ナゾのウイルス」
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感染防止を支援するテーブルゲーム「くいとめよう!ナゾのウイルス」

阿久根皐月
工学部 デザイン学科 コミュニティデザイン研究室

COVID-19のような新型コロナウイルス感染症は、人々の健康を害するのみならず、知識不足による根拠のない差別や偏見を生みだしている。これを防ぐため、若年層が参加できる陣取り型のクイズゲーム「くいとめよう!ナゾのウイルス」を提案した。

事前調査として、ウイルス感染症に関する基本的な調査、および既製テーブルゲームの分析を実施している。アイテムは、六角対辺60×2mm厚の「ナゾのウイルス10枚」および「ウイルスブロック15枚」、六角対辺60×4mm厚の「ウイルス発生源1枚」のカード3種で構成される。プレイヤーは発生源上に積まれた山札からカードを引き、予防策を回答し、発生源およびウイルスを囲むことで増殖を防ぐ。

デザイン学生による検証の結果、想定どおりプレイ中の能動的な学習および情報共有を確認できた。また、ルールが簡単で誰でも楽しめる、意見交換により新しい予防策を学べる、といった肯定的な意見を得ることができた。

作品一覧