卒展レポート

拓殖大学

工学部 デザイン学科卒業研究および工学研究科 情報・デザイン工学専攻修士研究の事例紹介

  • 360度動画による広告表現の可能性の提案
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360度動画による広告表現の可能性の提案

武藤遼介
工学部 デザイン学科 メディア情報デザイン研究室

本研究では、現代に用いられている動画広告について調査を行い、調査から導いた広告要素を全天球動画に用いて動画広告の制作を行う。制作した全天球動画広告を用いて実験を行い、今までの動画広告よりも全天球動画広告が購買意欲を高める事が出来るかについて知見を得る事を目的とする。

制作した全天球動画は、「聴覚から伝わる効果音や音の立体感」「商品に合った情景や風景」「視聴方向の分散を防ぐための映像の中心」「オブジェクトを用いた視聴方向の誘導」の4点の要素をもとに制作した。実験では、動画の視聴実験、アンケートを実施した。被験者は学生23名を対象とし、スマートフォンを用いて行った。実験とンケートの結果より全天球動画は、動画広告として用いることが可能であり、購買意欲を向上させることが出来るといった結果が得られた。この結果から、本研究で提案する全天球動画広告が動画広告として効果的であることが明らかになった。

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